「演技が本当にうまくなれるのか?」

記念すべき演技レッスン「ウィナーズラボ」新ブログの「最初の投稿」は、このテーマからです。

20年以上「プロ向け」の演技レッスンをやってたくさんの俳優、女優、モデルさんたちを見てきて、「もう自分は演技が上手くなることなんかないんじゃないか……?」と半ば諦めかけてる人が多いと実感しています。

特に「事務所レッスン」などの偽物の演技レッスンで混乱して、クタクタになってしまった人はそうですよね?


誰でも演技は上手くなる!

結論から言うと、誰でも演技は上手くなります

目先のどうでもいいことではなく、「本当は、そこでなにが求められているのか?」に興味を持ち、仕事を楽にこなせる「正しい知識」とその「技術」を自分のものにする「トレーニング」を積みましょう。

そうすることで誰でも演技はうまくなり、映画やドラマ、それにCMなどの大きな仕事で輝くことができるようになります!

実は、その「正しい知識」はすでに皆さんよく見ています。

ドラマや映画を見ていて「この役者上手いな」とか「この子はヘタだな」とかわかりますよね?誰でも客側としてはベテランなので、うまいへたの「判断基準」はすでに持っているのです.

また、人は必ず「嘘」をつきます。あなたも「またまた〜、演技うまいね!」と言われたり、思わず「食べてないよー」とか「もう終わったよ」とかうまく誤魔化したり、サプライズで騙してて「おめでとー!」とかやってるでしょ?バイト先とか面接とかでも、また違う感じで「演じて」ますよね?日常生活の中でも、人はみんな多かれ少なかれ「演技」をして生きているのです。


「判断基準」が明確で、日常生活の「演技」も上手、なのにうまく演じられないのは「固定観念」や「先入観」「偏見」が邪魔をしているのです。


演技レッスンは「目から鱗!」の除去作業

それら「固定観念」を取り除くことができれば、本当の「やるべきこと」が見えてきて誰でも演技は上手くなります。

元々誰もができるし、やってるものなのですから。それを「仕事用」にアレンジすればいいのですから。つまりシンプルな「演技の仕事」のやり方に気付き、「あっ、そうか!私は今まで……」と「目から鱗!」がポロポロと剥がれ落ちればいいのです!

「正解」を「お手本」を参考にしながら演じ、それをビデオで客観的に見てみれば、最初は戸惑いはあるかもしれませんが、必ず「目から鱗!」の瞬間はやってきます。それは一度ではなく、段階を進むにつれ何度も起きるのです。


2つの例外

さて、どんな人でも演技は上手くなる!と言いましたが、もちろん、向上が困難な状態の人はいます。でもたった2つのパターンだけです。


まずは、本番もオーディションもない状態の人です。その人たちは演技が上達したとしても試す機会はありません。また現場やオーディションで「課題」に目覚めることもありません。ただ日々の練習でモンモンと堂々巡りを繰り返すだけです。

本番やオーディションがない環境にいる人は、時間の無駄遣いをしています。練習だけしていては全くなにも変わらないのです!!!

「練習してうまくなったらチャレンジしよう……」その考えは逆です。まずチャレンジしてみて、もしうまくいけばそれでいいし、ダメならその時考えたらいいのです。プロになるならオーディションすらない「ぬるい環境」にい続けてはいけません!

また、大手事務所に入ってる人も、いまチャンスが貰えてないということは残酷ですがそこでの評価はもう定まっています。今後もし演技に自信がついたとしても、一度ダメと判断されたあなたへの評価は変わらず、新たにチャンスが与えられることはありません。とっととそこはあなたの方から見限って、あなたを評価しチャンスを与えてくれる「新たな環境」に進みましょう。

仕事のパートナーは恋人や結婚と同じです。勇気を持ってリセットし、新たに探せば他にいくらでもあなたと相性のいいパートナーはいるのです。

ウィナーズラボはその勇気を後押しします。


🔴 ワークショップの「お客さん」になるな!

「仕事紹介してもらいたいから、ワークショップ受けます」

その考えは最初から間違ってます!

「仕事を紹介するよ」と言ってるそのワークショップや演技スクールにとって、ハッキリ言ってあなたは「お客さん」なのです。作品のキャスティングにはちゃんとした事務所所属の才能ある人がたくさん売り込みに来るのに、なんでどこの誰だかわからない人に重要な役を回すでしょう?仕事なんてしないでレッスン費だけ払ってくれたらいいのです。紹介してくれるのはエキストラレベルのどうでもいい仕事です。

あなたを「仕事のパートナー」として採用し、「あなたから儲けよう」ではなく「あなたと一緒に儲けよう」と思ってくれる事務所やマネージャー、エージェントを見つけることがまず大切です。

コーチ

できます! やれます! 大丈夫です!

ハッタリかまして「いい事務所」に入り、気合いでバンバン仕事しましょう!

最初のその「ハッタリ」こそが、あなたの「演技力」が試される時です。「根拠なき自信」信じてガンガン行きましょう!

で、もし壁にぶつかってどうしようもなくなったら、その時ウチのような「解決方が明確にある演技レッスン」の扉を叩いてもらったらいいのです。


この「向上が困難なもう一つのパターン」は意外なものかもしれません。

どんな権威であっても「先生」と呼べる人を盲目的に信じてはいけないのです。

映画監督、演出家、最初に通った演技スクールの先生、事務所の演技講師、事務所の社長、先輩の俳優やモデル、ダンスやウォーキングの先生……。

確かに昔、お世話になったり、いま現在、世話になってるかもしれません。でも、その人たちは今、あなたに結果をもたらしてくれているでしょうか?


あなたが盲目的に信じてる「先生」、つまり「権威」は、あなたが新しいことを学ぶ際にはむしろ「障害」になるのです。

「権威」から影響を受けている状態だと「混乱と不安」、そして「固定観念」や「先入観」で凝り固まり、自分自身で考えることを妨げられ、ロボットのようになってしまいます。

「演技の先生」だけでなく、両親や学生時代の「恩師」など、また意外なことに長年の「主治医」が障害になってるってパターンもこれまでにありました。

「でも、あの先生はこんなこと言わなかったし……」「ふうん、ここではそう考えるのね。まあ先生の考えとは違うけどね」

そういう思考で、あなたの新しい努力のすべては無に帰してしまうのです。


演技の仕事は、まず「そこにいる」こと、そしてそこで周囲をありのままに見て、反応し「直感」で閃いて行動することなのです。「権威」に侵された俳優はそれがとても難しく、どんな演技でもただ混乱し、迷っているだけのように見えてしまいます。

「親しみ」はもちろんあっても構いませんし、その人の専門分野では信じることもあるでしょう。(でも本当に「権威主義の先生」なら「有害」のみなので信じない方がいいですが)しかし、その人たちはあなたに今、結果を出させることはできてないのです。

もし自分がそういう「権威」(もしくはなんらかの固定観念や先入観)の影響下にいるなと思ったら、それを冷静になって客観的に観察、判断し、「怒り」を持ってそれとの関係を打ちこわし、結果が出せる知識と技術だけを学びましょう。


※ もちろん、世の中にはたくさん素晴らしい先生や先輩がいらっしゃいます。私もこれまでいろんないい影響を受けました。ここではあなたに混乱をもたらす「信じてはいけない先生」のことを言っています。

不幸なことにこの「演技レッスン・ワークショップ」のジャンルにはそっちの「先生」がとても多いのです。資格も何もいりません、うまく取り入って「オレは演技の先生だ!」と言えばそうなる世界ですから。


またもちろんこれは「宗教的なこと」について話してるわけではありません。あくまでも「仕事として演じる」ということに限定して述べています。


「向上したくない人」になってませんか?

「仕事できない環境にわざわざい続けてる人」

「役に立たない権威を盲目的に信じてる人」

そういう人は向上したくない人です。それらを言い訳にして、ずっとそのままでなにも変化を求めていません。というより変化するのが怖いのです。

コーチ

初心を思い出しましょう!

この世界に飛び込んだ時のあなたは「根拠なき自信」に溢れ「自分もすぐにどんどん活躍できる!」そう信じていたでしょう。その時の自分を思い出すのです!

それは今思えばかなり世間知らずで不安定な自信だったかもしれません。しかし、芸能の世界はそもそもがそういう不安定極まりない世界なのです。それがわかっててあなたはそこに飛び込んだのでしょう?じゃあドキドキワクワクの連続の日々こそまさに望むところじゃないですか!

停滞は死を招きます。不安定をこそ求め、どんどん変化、進化していきましょう!


あなたもプロの演技が上手くなれます!

本番やオーディションがたくさんある環境に自分を置いて、権威から距離を置いて自分で感じて、考えて、判断できるようになり、そして、このウィナーズラボで誰もが結果が出せる知識と技術を学ぶ、それができれば、あなたのこれからの俳優人生、モデル人生は飛躍的に向上していくことでしょう。

大きな仕事をゲットして、強く光り輝きましょう!

あなたも必ず演技が上手くなって、プロの世界で活躍できるようになります。

一緒に頑張っていきましょう!